いい加減な人事

2003年12月24日
 噂だけが流れて、正式な辞令はぜんぜん来ない。言われていた日付に、人事情報が発表されない。大企業って、こんなもんなんでしょうかね。結局、最後の最後の日に発表して有無を言わせずってことなんでしょう。数ヶ月前に最後の最後でどんでん返しを喰らってるから、そんなもんかなあとは思うけど。「悪い情報は本人には最後に行くようにこの会社の仕組はできてる」って言ってたしね。たぶん僕のとこに来るんでしょう。判ってんだよそんなこと。

 金融業界とかはほんとにいきなり辞令って聞いてたけど。かすかに本人には知らせてくれる程度で。それくらい厳しいって聞いてたけど。
 この業界はその辺も甘いから、噂を漏らしてごちゃごちゃ画策する機会だけ与えて、画策に失敗した人間が貧乏くじを引く。じゃあ敢えて引いてやろう。

 旧組織はルールが厳しいから、個人情報は流せないらしい。って何も言わずに流したのは旧組織に属してたオマエじゃないかよっ!!
 もしかして新組織から来たマネージャが指示したのか?それならしょうがない、被害者だね。はっきりしない。

 衝撃だったのは、とてもお世話になっていた辣腕コンサルの方がとうとう辞めたこと。衝撃だったけどやっぱりという気持ちのほうが強い。あの人に見切られたということは、いよいよこの会社もつまらない会社になってきたということか。大企業は仕事がつまらないということの意味がようやくわかってきた気がする。
 さて、ぼちぼちぼんやりもしてられなくなってきました。手始めに何から始めようかな。

リストラの結末

2003年12月19日
 結局、チームメンバーを守りきることができませんでした。と言っても解雇されるワケではなく、一般的には「ジョブローテーション」の範疇に入る程度の異動ですが・・・。


 不要のチームリーダーがどっかに行ってくれたらいちばんよかったんだけどなあ・・・。数字的には彼の製品がいちばん達成しているから彼の希望が通るのは仕方がないとも言える。


 落胆。
 介入だけはしてくるけど、的を射た介入にならないリーダー。議事録だけは作るけど、結局仕事を増やすだけ。効率的にするか、アウトプットを高めるか、そのどちらかのために仕事が増えるならいいんだけど・・・。

 そのリーダー、チーム内でそれぞれの担当している製品の説明資料を作成する仕事があって、資料の精度は「メモ書き程度でいい」とは言われてたんだけど、チームメンバーの一人がいくらメモ書き程度と言ってもお客様に出すものだからとちゃんと体裁整えて、確認手順等も整理した資料を作成したら、「メモ書き程度で済ませようと思ってたのに、あんなちゃんとしたもの出されたらこっちもそれなりのもの作らないといけなくなるじゃない」とのたまわれた。
 流せばいいんだろうけど、その発言はちょっと不用意じゃないでしょうか?

不要のリーダー

2003年12月15日
 自分が勤めてる会社の組織変更とか人事制度とかが連日ニュースにバンバン出てきて、迂闊に書いたらバレるなあと弱腰になる昨今。

 自分の見えないところで何かが確実に進んでるという恐怖は相変わらず続いてる。すごく身近な信頼している人でさえ、自分が生き残るためには僕なんて出し抜くだろうなあと考えたりすると神経が蝕まれる。

 年末を目前に控えて最後の追い込みが始まり、それとともに来年のための仕事なんかもかぶさってきて仕事量がコントロールできない状態に。仕事が増えてしまうのは当然なんだけど、この会社はミッションとして定義された業務以外はほんとにまったく評価されないので、あまりにそういう仕事が舞い込むと破綻を来たす。
 僕のいるチームは、部署の長(つまり部長)とチームの長(リーダー?)との二重コントロールの上にコントロールできてません。部長のほうはまだ整合性を取ってくれるけど、リームリーダーのほうは、突然「僕を通してください」と威勢良く言ったはいいものの、メールの自動応答で「今週いっぱいいません。」みたいなことしてた。それじゃコントロールできないでしょ!

 動作しないリーダーほど困った存在はない。

効率的な活動とは?

2003年12月12日
 ウチの会社は数字がすべてです。まあもちろんどの会社でも数字がすべてだと思います。そして、如何に効率的に数字をあげるか、それが大切に決まってます。

 ここで「どのように」効率的に数字をあげるかと考える風土かでその会社の値打ちというのが決まってくるような気がするのですが、ウチの会社の社員の考え方は、こうです。

 それぞれの社員には、地域・業種・製品といった分類で担当が割り振られています。その担当分類で数字が立てば、それは自分の成績になる訳です。何が言いたいかというと、自分が何も活動しなくても、自分の担当内で売り上げが立てば自分の成績になる訳です。

 そこでウチの社員はみな、「如何に他人に自分の担当内の仕事をやらせるか」を必死になって考えます。自分の担当と重複している社員を見つけたら、とにかくそっちに仕事を振る。できる限り振る。デモとか説明会とか、自分でできる必要はなくて、同じ担当を持っているSEに振る。振る振る振る。で、自分は同席しない。

 驚くべきはこの考えを推奨すべく、他人に任せない自分自身でやる案件の呼称が社内用語としてちゃんとあるとこですね。さすがにバレるのでここじゃ書けませんが。まあこれだけ徹底すれば数字「は」あがるってものです。
 個人情報保護法案に絡めて、プライバシー管理やアクセス管理、ユーザID管理等のセキュリティ管理やそのコンサルティングで稼ごうとしている弊社は、社員の個人情報についてはザルです。

 社員の同意をまったく取らず、社員の住所や電話番号といった個人情報を、ご丁寧に表形式にまとめてソフトコピーで部署内にばら撒いております。
 一昔前なら年賀状とかなんとかで当たり前だったこの行為も、IT業界内なら非常識だってもはや常識。去年は一度指摘してみたものの、今年もまったく当然のように表形式のソフトコピーがセクレの手によってばら撒かれました。
 同業の前の会社なんて、「結婚するから招待状出したいので名簿教えてくれ」って言っても総務はガンとして出さなかったくらい、意識高かったけどねー。あの当時はまだ個人情報保護法なんて影も形もなかったけど。

 大企業だからって、個人情報をきちんと守ってくれると思ったら大間違いですよ、皆さん。大企業になればなるほど、守るのは同じ大きなお客様だけですからねー。個人なんて守ろうと思っちゃいません。

リストラスタート

2003年12月9日
 レビューとかなんとか、ぶっちゃけて言ってその程度の金額の案件のためにそんな手間隙かけてられんのです。4〜500万程度の案件で毎日毎日一日中付き合ってられません。サービスやってる方は稼働率さえ埋められりゃいいんでしょうけど、こっちは年間億単位のお金稼いでくるよう命じられてるSEなんですよ。わかるかな?

 いよいよ来年の組織がどうなるのか、ああでもないこうでもないと噂が立つようになり、WWでの体制を知らしめるメールが来たり。製品単位での組織から、ソリューション別・業種別の組織に組み替えるとか。

 セールスが業種別に事業部組織されているこの会社で、ソリューションセリングが成功した試しはない。業種横断的なソリューション(ERP)か、業種別組織ががっちり囲むようなソリューション(医薬品向けとか大学向けとか)じゃなきゃ軌道に乗らない。今回の改変は、果たしてその辺の勝算あってのことなのか?

 とかいうことより、オレはどこに行くんだー!!

シビアワールド

2003年12月7日
 さすがですよあのベンダーは。ガッツにインストールやらせるなんて。もう何から何まで上手過ぎ。それに較べてウチは実績捏造し過ぎ。

 社内ではなんとなく実績が上がってるようなレポートがメールで送られてくるけれど、よく見たらほとんどが「採用内定、今後詳細決定」みたいな案件ばかり。中身なし。上手に案件や数字をたくさんあげてるけど中身なし。ある意味会計事務所みたいなもんだよね、ウチの業務って。粉飾決算。

 中小企業向けのサービス部隊は相変わらず使い物にならない。ようやく受注できたみたいだけど、最終的にいったいどういう構成で受注したのやら。いざというときにリストアできないような構成をよく平気で提案できるな。自分達の作業範囲以外だと判ると平気でめちゃくちゃにする。それが同じ会社として提案してる人間のやることかよ。

 年内年内ってよっぽど大した案件みたいに吼えてるけど、キミたち中小企業向けサービス部門からしたら大事な数字かも知れんけど、悪いけど僕からしたら今年のノルマの2%にも満たんのです。はっきり言えばどうでもいいの。
 日が開けたら35万になってた。もう笑うしかないね。

 なのにこっちのH/Wはなんでか知らんけどたった1台のIAサーバの追加さえままならん。一体なんだってんだ。

 一体提案してる別製品のサービス提供者は、つまるところ自分達が作業可能なその製品のサービスさえ予定通りに進めばいいから、こっちの製品部分の案件が負担になって案件全体がポシャらないよう、こっちの製品に関するH/W構成をとにかくギリギリにしようとする。あんなもんサーバ1台じゃムリだって!

 まあ、いざとなればこっちの提案の成約はぜんぜん急がないしねー。お客様も年内じゃなくても別に構わないって言ってるんだし、場合によっては刀を抜いちゃうかもね。「別に年内契約じゃなくても構わないから、僕らは」ってね。

肉体労働30万

2003年12月4日
 なんでハードウェア設置するだけの作業員を一日ひとり寄越して組み立てるだけで30万も請求できんのに、事がS/W使用の構築サービスになったら300万を確保できなくなるんだ!

ド近眼セリング

2003年12月1日
 びっくりするくらい態度の悪い社会人に出会った。我々にとってのお客様に出入りしているSIerで、その社会人はそのお客様担当の営業でそうとう長く入り込んでいてべったりみたいなんだけど、今日ウチの会社でそのお客様・社会人に来てもらってデモをしたんですが、なんとその社会人、ガム噛んでんの!

 オフィススペースでガム噛むのもびっくりなら、その上お客様の前でガム噛むなんてもってのほかだと思うんだけど、最近はそうでもないんでしょうか?思えば社会人になって3,4年目、学生の頃からケータイ使ってた世代が新入社員として入ってきたときもびっくりしたよなあ。就業中どうどうとプライベートのケータイに出る。僕なんか今でも出ないのに。

 べったり入っちゃう弊害ってのを目の当たりにした気分。お客さんもあんなのに牛耳られてるようじゃ大したお客さんじゃないね。

 製品のほうは例によってセールスのハンドリング不足で悪い方向へ悪い方向へ転びつつある。僕は「見込みが50%を切ったら、それに力をかけるよりはより高い見込みの案件に力を入れる」という超効率主義なので、もうあの案件きろっかなあ。
 だいたいこの会社のセールスは、ド近眼なヤツばっかり。ぜんぜん先を見たセリングが出来ない。目先にとらわれ、懸念点とか先に忠告してあげても、「だいじょうぶだいじょうぶ、どうにかなるから」と言って、結局お客さんに指摘されて抜き差しならなくする。最初から判ってんだから対処しろよ!
 自分が説明できないことを棚に上げて、めんどくさいこと言いにくいことは全部担当SEが行ったことにするバカ営業!!今日という今日は許さん!!

 自分で勝手に割高なライセンスで見積もり出しておいて、その理由を「製品担当のSEから説明させます」って、今日の夜の帰り道どうなってもいいんだな!!

 自分で勝手なサービス提案を作っておきながら、対顧客折衝は自分でやらないサービスSEにも腹が立つ。ウチのサービス部隊なんてしょせんこんなもん。対顧客折衝も出来んなら、取ってきたサービスに文句つけずちゃんとやってくれ。


 こないだ自社開催のセミナーにヘルプで同席したとき、ウチの営業と思しき人間が、「私のお客様がいらっしゃってると思うんですけど、出席者名簿ありませんか?」と聞いてきたのにはびっくりした。

 オマエの客じゃなくて我が社のお客様だよっ!!

 この程度の社員教育しかしてないんだね、この会社。たった1年いるだけでも見えるてくる見えてくる、天狗商売の粗が。

 営業も顧客付きSEも、自分が担当してるお客様しか目がないし、業種で担当している営業やSEも、多くのお客様の中から自分の成績として数字の作りやすいところだけ仕事しようとする。
 しかし僕のような製品担当のSEのところには、今期の成績になるとかならないとか関係なしに製品で括って仕事が舞い込んでくる。ひどいのになると、製品担当営業も、今期の成績にならないような仕事の対応を全部SEに回して、自分は成績になる仕事ばっかりに時間を割くみたいなのもいてうんざり。

 頭の薄い営業になると、自分で情報収集せずにお客様を訪問もせずに放置しておいて、結果コンペにつけこまれて慌てふためいて勝手にSEサービスを無償提供する約束をしてきたりする。

 だいたい1件あたりに費やす時間は、営業とSEじゃ決定的に違うのだ。そうじゃなくても初期提案のできない頭の薄い営業の代わりにそこまでやってあげてるのに、時間どれたけあっても足りません。
 リストラはまず給与から。諸手当をなくすところから始まりました。どんどん削られていって、行き着くところは年棒制でしょうか?社会保険料なんかも総年収にかかるようになった今、年棒制だと困ることってなんだろう?という気もするけど、これでガタンと給料を下げやすくはなったってことだよね。

 あちらこちらで、自分の職場を守る動きが活発になっているようです。職務によっては、自分の手足のように使える人間を確保できるように画策したりしててイヤなもんです。

 そしてまた、くだらん会社のくだらん休日出勤の命令が下りそうです。一度線を越えてしまうと、もう後は野となれ山となれ状態となり、サービス費用も何も貰わず作業しなければいけなくなるのでめちゃくちゃです。最初にそんなめちゃくちゃな契約をしたところが最後まで責任を持ってくれればいいのですが、製品担当の営業までが製品サイドになんとかしてというのだからお手上げ。
 いよいよ来ました人数調整。既得権を握ってる人はこそこそこそこそやってるみたいです。僕は私は残してね、とか、来年はどういうふうにしましょうかねえダンナ、とか。現場なんども目撃したしねえ。


 ほんとバカらしいです。いろんな経済誌ですばらしい人事制度となんども取り上げられてるけど、内部は結局日本型となにも変わりないです。内部によく通じてる人が先に根回しして自分の身分確保して。部長クラスの人事だって、責任負わされたらポジション外されるのがルールなのに、土下座外交すればとりあえず別のポジション与えられるし。


 建前論としてのルールがあって、なおかつ建前だけで影で決まってしまうというのがいちばん卑劣。根っこの腐ったところをいよいよリアルタイムで書けるときが来たようです。

ダメセールス部

2003年11月14日
 最近やっと「秘密追加しました。」とか本文に書いている意味がわかりました次第です。確かに気付かないですもんね。親切だなあと思いました。

 という訳でオレンジさん、昨日の分に秘密追加してます。

 営業の言う案件確度ほど当てにならないものはない。「これは今期狙いですから」という案件に限って、ほんとはムリめな案件。ムリめな案件をそうやって騙して炊きつけてどうにかならないか、どうにかなったら儲けもんって気持ちでSEに振るから、どんどん信用がなくなり悪循環に陥る。

 そういう営業は、営業としてお客様を説得できる材料や資料を調べて説明することができないから、すぐ他人に頼もうとする。ウチの営業は顧客付きの営業とか製品担当の営業とかS/W・H/Wという括りでの顧客担当営業とかいろいろ種類があるけど、結局ほとんどの営業はパススルーの機能しか果たしてない。パススルーしただけで営業した気になってるし、ワークフロー上流れてきてしまう立場にいる人が疲労しきる体制になってる。

 営業は自分のお客様のことだけ考えてればいいから、そればっかり言って人を確保しようとするんだよね。ウチはセリングを効率よく行うために、金額の小さい案件を専門的に扱う部署があるんだけど、むしろ逆に何千万以上の案件はすべて取り上げて専門的に扱う「メガ・ディール営業部」とか作ったほうが、現場のモラールは回復すると思うなあ。

 そう言えば、セミナーに顔出しても自分のお客様以外には会釈もしない顧客担当営業もいたし。バッカじゃないの?
 バグは発見されたらただちに修正するものだと思っているそこのアナタ、間違いです。いいですか、バグとは(ベンダー)自身が修正を開発することでどれくらい儲かるかによって開発するかしないかが決まるものなのです。


 何か決定的な不具合が見つかっても、開発に修正するようあげたら二言目には「その不具合でどれだけのレベニューを失うのか、明確にしてくれ」なんてのたまう。用は、大して機会損失に繋がらなきゃわざわざ直さなくてもいいよね、とこういうわけですよ。皆さん、気をつけてください。地獄の沙汰も銭次第。
 ITは企業内の組織や集団毎に散在する情報を統合一元化するものだと思ってるそこのアナタ。間違いです。ITベンダの中では有数のウチでさえ、重複業務の嵐です。


 全社でサンプル提案書をつくってイントラに載せているのにローカルで個別に作成指示があったり、販売予測もフォーマットバラバラ。CRMなんて社内にいったいいくつシステムやシートがあるのかわからない。昔々から使われているシステムをいつまでたっても手放さない管理職や、独自のフォーマットで提出することを求める管理職もいて、上の上や現場の僕らが正しい販売予測の数字をリアルタイムで見るなんて夢のまた夢。
 サービスの線引きも業務内容ももう何もかもめちゃくちゃで、困ったら人の他の予定もお構いなしで人呼びつける・無理依頼するという、プロジェクト管理も何も出来ないサイテーSEに付き合わされている毎日で、突然まだ若かった頃の経験を思い出した。

 もう6,7年前にもなるか、当時僕はメインフレーム系の製品を担当するSEで、休日作業は結構当たり前にあった。で、休日作業の場合、お客様の情シスが作業されて、何かあったときだけポケベル(!)を鳴らします、というような体制を引くことも多かった。

 13:00-17:00とか時間決まってて、その時間はポケベル鳴らしたら連絡ください、って約束する訳です。

 あるとき、もう厳しいことでは有名中の有名である某大手金融機関でそういう作業が発生して、日曜待機業務にあたったことがあった。

 そしたら、15:00くらいにポケベルが鳴って、大慌てで電話したのです。

 すると、受話器の向こうで

 「無事作業終わりましたので、今日の待機は終了ということで、どうもありがとうございました」

 とわざわざ連絡してくれる声が。

 やっぱり厳しいところはこういう部分でもきちんと対応されています。細部がしっかりしてるところはやっぱり大局もしっかりしてる。

 翻ってウチときたら・・・。今度同じような待機業務がありそうだけど、絶対終わってもほったらかしだろうな。あんなだから誰からも協力されなくなるんだよ。
 セミナーをやると、参加者のレベルがわかっておもしろい。特に、技術研修系のセミナーをやると。

 セミナーも種類があって、社内向け・協力会社向け・ユーザ様向けの3種類に大別できる。一般的にはユーザ様は製品個別の詳細機能やOS等の技術知識は必ずしも必要でない立場にいらっしゃる方が多いので、一般的には社内・協力会社のほうが、ユーザ様より技術力が高いはずで、研修もすんなり終わる、はず。

 ところがそうじゃないんですね、これが。思うに、協力会社様は研修を受けてそのスキルでもって商売される訳で、ということはスキルを持ってない人を即席に仕立ててお客様のところに出してフィーを稼ぐのが、いちばん利益率高いよね。今まで稼ぎのなかった新入社員とかが稼ぎに出る訳だから。
 そんな訳で、真剣に業務を行われているユーザ様の方が断然飲み込みが早いです。

 おまけに、協力会社様になるとあつかましいというか常識がないというか、とんでもない行動に出る会社も続出。ユーザ様はやっぱりビジネスマナーを心得ていらっしゃることが多く、なぜかこの業界の人になると途端にびっくりするぐらいマナーのない人がくる。

 その実例はまた後日・・・。

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