パソコン売るのが中心商売だった会社なので、システム周りを営業が売れるなんてそもそも期待してはいませんでしたが。

 「ところでxxさん、ソリューションはいかがでしょうか?最近弊社もソリューション始めまして」

 さすがにこれにはひっくり返ったが。同行した営業がこんなトーク始めたときにはさすがにひどいもんだと思って絶句した。前の会社では、

 「ソリューションはメニュー化などできない。顧客の数だけ課題があり、課題に1対1で対応するのがソリューションなのだから。」と学んだ人間としては、あまりのレベルの低さにびっくりするが、まあそれは言わないでおこう。

 「xxソリューション」とパンフレットにまとめてばら撒いたら飛ぶように売れる、というのは幻想だ、と先進ソリューション企業は2,3年前には気づいてたから、ウチも遅れること5,6年で気づくでしょう。

 それはともかく、営業に同行すると、「今度デスクトップのモデルチェンジがあって・・・」と製品ラインの変更点や、筐体・スペック・ライン統廃合について得意気に話しだすのだが、「そんなこと製品仕様がどーしたこーしたなんで聞きたくないだろう、メリットを語らないとメリットを」と思って聞いてると、意外と客はそういうカタログ上のスペックの高低を夢中になってやり取りするもんなのだ。客があれじゃあベンダーも成長しません。

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