押し付け

2005年3月20日
 自社が短サイクルで活動していることと、顧客の活動サイクルとを混同してしまう風潮がこの会社にはある。一般的な企業の活動サイクルにあわせて活動しなければ、顧客からの信頼など得られない。
 それは販売するものが変わってきつつある今は尚更だ。これまで販売してきた商品の成功体験が、絶対邪魔になる。そのことに構造的に気づく人間が上にどれだけいるかで勝敗が決まる。
 比較的安価でそれ自体で完成品として使用可能な商品を大量に販売する商売と、比較的高価でそれ単体では用途を果たさないような商品を販売する商売では当然やり方が異なる。過去の成功体験に縛られてなかなか理解できない人にわかりやすく言えば、値段の高いものはそれだけ使用年数も長いということだ。

 そして、そういうニーズのキャッチの仕方がわかっていない。ここが一番痛い。

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