基本的な技術知識のないSEとはどう付き合っていけばいいのだ?

 自分自身、突然のステップアップや未経験のエリアへの転職を経験しているので、基礎的基本的な技術知識がないまま、そのエリアの経験者と会話し仕事をしなければならない局面を多く経験してきた。
 その中で身につけたのは、「自分の知っているその外側に自分の知らない別の世界があるかも知れない」と常に考える姿勢。
 「ここはこうなってるから間違いない」という近視眼では、もしかしたら別のコンポーネントが関係しているかも、という視点を見失う。

 ところがここしばらく一緒に仕事をしているSEはまったくそういう視点がない。基本的なスキルが足りていないにも関わらずだ。
 そしてそういう間違いを指摘されても、「知りませんでした」なんて言うこともない。うだうだうだうだ言い訳するか開き直るかするだけ。自分の思ってることやってることは手順書どおり間違いない、という、間違いを見つけようとする姿勢そのものの欠落が激しい。

 これがこの大企業のSEかよ。

 ウチは即戦力だけを使う方式なので、新人の教育なんかどこにもない。少し前から50歳前後は肩を叩き、新人はeラーニングで教育し、使えるやつはフィールドに放ち、というのを繰り返して早く戦力を増やすことを優先してきた。その結果、多くの新人が基本的なビジネススキルやビジネスセンス、姿勢を躾けられることのないままのうのうとオフィスに居座っている。

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