インセンティブ形式の給与体系になっている僕の部門の人間は、深夜残業がつかないとマネージャは説明していたそうだ。あーそう言えばそんなこと言ってたなーと思い出せなくもないが、そのときは、当面我が身にそんなこと起こらないな、と聞き流していたらしい。

 ところが先月、2週間ほど連日深夜にUSと電話会議することになり、いくらなんでもこれはたまらんと思って勤務表に深夜分つけて提出した。

 そうしたらマネージャが慌てて僕を呼び出して言うことには、

 「インセンティブ対象者は深夜残業つかないけど、勤務表システムで入力できるようになっているから、システムがおかしいのかどうか問い合わせるので待ってほしい」

 おかしくないかい?勤務体系に関係するのは、裁量労働制対象者かそれ以外か、であって、インセンティブ対象者がすなわち深夜残業無関係とはならないのでは。通常残業まで手当てがつくか、深夜残業しかつかないのか、それを決めているのは個々人の肩書きであってインセンティブ対象者かどうかは関係がないんじゃ。
 実際、勤務表システムにログインすると、「あなたは裁量労働制対象者です」と表示されていて、通常残業は記入できないけど深夜残業は記入できる。

 何を意味してるかと言うと、自部門の深夜残業が多いと、そのマネージャーの考課に×がつくということだ!

 だから、マネージャは勤務表に書くな、その代わり申請とかしなくても代休取っていいから、といっているのだ!

 こんなマネージャなのに、マネージャ職から落ちなくてすむのはなぜか?

 それは、このマネージャに×がついたら、そのマネージャを登用しているもっと上の人に×がつくからだ!

 結局のとこそういう会社ですよ。 

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