間接部門から僕が担当してる製品の技術部の部長としてやってきた新しい部長、さっそく「この製品を昨年以上に販売するための方策についてディスカッションしたい」ときたもんだ。

 バカか!ほーんとバカか!この会社のマネージャは!!

 この会社のマネージャは何かと言うとすぐ「皆さんの意見を」「皆さんとディスカッションを」とのたまう。一番下等で無能で使えないタイプに分類されるマネージャだ。そうでしょう?
 二言目には「リーダーシップ」「リーダーシップ」というのに、自ら考え方を述べることがない。戦略を戦術に落とし込むことができない。

 そういうのはね、ディスカッションじゃなくてヒアリングというんだよ、新任マネージャさん。「僕わかんないから皆さん教えて」というなら話してあげてもいいよ。

 マネージャとして着任する人間が、その部門の業務にいきなり精通してるなんてもちろん思ってなんかいない。
 だが、最初から業務に精通してなくても、リーダーシップを持っている人はリーダーシップを発揮できるのだ。そして、リーダーシップを持ってるか持ってないかは、ディスカスかヒアリングかという、こういう言葉遣いで簡単にバレるもんだ。

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